同じ職場で数年いっしょに働いたけど、
その間の延べ会話時間は1分ないくらい。
その人はひとりで仕事をしてひとりでご飯を食べ、
ひとりで「おつかれさまでした」と帰っていく。
その人のことはなにも知らない。
知ると傷付きそうで知りたくないくらい、
その人のことが好きだった。
同じフロアで見えるところにいると辛いので、
事務所が別々になったのがホッとしたくらい好きだった。
2ヶ月ほどで戻ってきてまた悶々とする毎日に戻った。
私が会社を辞めてずいぶん経ったけど、
まだ納期を過ぎた仕事のように、
私の心の重心を揺さぶり続けてる。
まだAKB48のうちの誰かと付き合うことのほうが、
現実的であり簡単に思う。
10分でもふたりで話せる時間があればいいのに、
もう偶然会うこととかもないんだろう。
だから最後の望みで考えることは、
道路の手描き文字をたどっていったらその人がいた。
ってゆうストーリーくらい。
好きなひとに好きと伝えるのはどうしてこんなに困難なんだろう。
その人の名前を聞くだけで仕事できなくなるくらい動揺するのはなんのためなんだろう。
もう自分ではどうすることもできないので、
静かに生き絶えてゆくのを平静を装って見続けるしかない。
自分ひとりで問題を作ってひとりで悩んでる。
生きていくのは辛いのだから、せめて恋心くらいは、
難易度優しめにしてくれればいいのに。
メールなら瞬きのあいだにとどくのに。
とかだらだら書いて、もしかしたらこれ読んで、
気付いてもらえるかもと悪あがきしてる私がいる。
随分女々しい文章だが、男なのか?
特定しました(^^)