2010-09-08

さとりせだい

頑張るのは、欲があるから。

もっとお金が欲しいとか、

欲があるとうまくいかない。つまり頑張るとうまくいかない。

欲は欠乏からくる。

私は認めてもらいたい,と思う。それはつまり私は認めてもらえていないと認識している。

あなたを認めるのはあなた。すべてを認めればいい。後悔したことも、失敗したことも、挫折したことも、悪いことをしたことも,人にひどいことをいったことも。

そんな自分を認めてしまえばいい。私はこれでいいのだ。あなたは十分に頑張った。これでいいのだと。

するとどうだろう。

欠乏から起きた承認欲求はすっかり消えてしまう。少なくとも前よりも軽くなっている。

愛されたいと思う。それは愛されてないと認識しているだけ。

あなたは十分愛された。親にも周りの大人に愛されて育った。友人がいないと思ってもあなたを友人だと思っている人がたくさんいる。

また,私は安心でいたい,と思う。死にたくない,と思う。それも私は安心ではないと認識しているだけだ。

あなたは少なくとも日本に生まれているから安心だ。戦争もない。治安もいいほうだ。ご飯も食べれる。困ったら助けてくれる手段もある。

死にたくないと思う。死ぬのが怖いとか。

しかしあなたは今,元気で生きている。死ぬときは仕方がない。みんな死ぬ。むしろ終わりがあることに今を貴重に感じられる。

逆に死にたいという欲求もある。

あなたはいつでも死ねる。自分でも死ねるし、そうじゃなくても時間が経てば老いて死なせてもらえる。

他人をコントロールしたいという欲求もある。またコントロールされたいという欲求もある。

あなたはすでに様々なものにコントロールされている。そしてすでに多くをコントロールしている。コントロール出来る状態にある。

欲求を持つまでもないと現状を認識することで簡単に欲求を捨てることができる。

さてこれからどうしようか。きらめきや直感がしだいに戻ってくるはずだ。

あなたが本当にしたいことを見つけて楽しんで生きてほしい。その先に幸せがある。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん