「犯罪であるかどうかは重要ではない」という価値観が存在することが、頭から抜けているのではないかと思う。
それも犯罪によるのではないか?
たしかに、被害者なき犯罪というものはある。
しかし、このケースの場合は、明らかな窃盗であり、被害者もいる。スーパーだ。
さらには、年間数億円という対策費もかかる。
逆に言えば、異なる価値観の人を己の価値観で責めることは、政治的な意味合いくらいしかないなとは思っている。
そもそも、「相手の価値観を尊重せよ」とか「多様な価値観を認めよ」というものは、決して普遍的なものではなく、政治的に勝ち取られたものに他ならない。
異なった価値観の者が同一の社会に生息していても、基本的には問題にならない。
問題となるのは、常に、利害対立が発生したときだ。
そして万引きの場合は明らかに利害対立が発生しており、その責が、万引きをした者に課されるのは免れないと思う。
ツイートシェア