2010-08-21

http://anond.hatelabo.jp/20100821015900

当日版権制度みたいなものを導入する場合メリットは以下のようなもの。

版権側にとっては、自分版権物でどのようなものが作られるかを把握可能で、うまくすれば収入になる。

創作側にとっては、「権利者の認可」という錦の御旗を手に出来る。

ワンフェスでは、当日版権がないものは出展できないので、イベントの正当性担保としても十分に機能する。

認可をとるように求めれば、半端な物は申請しづらいので、当然のように版権物出展物の質も上がる。


そのかわり認可を必須の前提とすると、認可のないものを自動的に黒くしてしまう

また、版権元のリソースを間違いなく消費するので、版権を認めることに見返りがないと、審査そのものが負担となり、「拒否」が明示されてしまう。

その結果、イベントではその版権元の作品が出展されなくなる。


コミケのようなイベントだと、イベントの主旨に合わない。

作品を本当に好きな人が、好きだという気持ちでだけやってるような二次創作を、根こそぎ潰してしまう。

記事への反応 -
  • 世間で流通している同人誌は二次創作(パロディにすらなってないキャラパクり)が多い。 個人の創作の範囲でなら黙認なのかも知れないが、同人誌取り扱い書店、あるいはオンライン...

    • どうやって金取るのか知らねーけど、もし権利者が金を受け取ったら、どんなクソ本でも権利者が認めたってことになるからダメなんじゃね?

      • 金取るんなら審査がいるよね。 Togetterでやってた「コミケに一日版権下ろすわけにはいかないの?」という話と同じものになる気がする。 同人誌一冊当たりなんぼかのカネのために、自...

        • それは発想が逆だ。 どう考えたって審査の方が先になるのだから、版権元が望まないものは市場から消えることになる。 もちろん、その為の労力だって馬鹿にならないのだから、多くの...

          • かくて権利者としては、『俺たちはそんなものを望まない』と宣言しつつ適当に見せしめのために動くのが一番コストパフォーマンスに優れる、というわけか。とはいえ、権利者が騒ぐ...

            • 当日版権制度みたいなものを導入する場合のメリットは以下のようなもの。 版権側にとっては、自分の版権物でどのようなものが作られるかを把握可能で、うまくすれば収入になる。 創...

    • 商業誌も売ってて、しかも客層絞ってるから馬鹿にできない影響力があんだよ。

    • ジャンルが衰退する頃には老いた自分しか残らないと思うけどな。 そうやって消えていった同人サークルは数知れず。

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