お疲れさま。
君は今寝ています。
僕はもうちょっと起きていると思います。
正直に言うと、今の君と付き合うのはつらいです。
今の君は、人と話せる状態じゃなかった。
病気を治してから、人との関わり方を考え直した方がいいと思う。
ふつうの人は、初対面の人に、自分の心の病気のアピールとかはしません。
あるいは、自分の家庭が抱える問題について話したりしません。
なぜかというと、それは他人に重い荷物を押しつける行為だから。
他人に甘える行為だから。
誰も、見ず知らずの他人の事情など、聞きたくはありません。
そういう話は、本当に仲のいい人にだけするものです。
人付き合いというのは難しいものです。
ましてや、ゼロから友達を作るのは難しいものです。
君は、人付き合いにおける困難な行程を飛び越えて、
いきなり他人の優しさに甘えたのです。
それは、ふつうの大人がするようなことではない。
心の病気が治るまで、僕は君を、知り合いに会わせたくないです。
僕はかつて、君のそういう、ふつうじゃないところが好きでした。
でも今は、「好き」という感情よりは、「しんどい」という感情の方が大きくなってしまいました。
ほんとうにごめんなさい。
今後の関係については、病気が治ってから、また話し合いましょう。
それではまたあした。