管内閣が消費税アップに積極的で庶民が大あらわみたいだ。頭がいい「はてなー」の人たちも大騒ぎしている。
「消費税をアップしたら消費欲も税収も冷え込んで日本が潰れちゃうぞ!」なんて騒いでいる。
もうちょっと左巻きな人なら所得税の見直しとかけ合わせて
「金持ち優遇いい加減にしろ! 庶民が潰れたら日本も潰れちゃうぞ!」なんて怒っていらっしゃる。
多くの人が「逆進性」なんてやつを引き合いに出して消費税アップよりも金持ちに負担してもらおう、と提案していますな。
でも、実は消費税アップの本当の狙いは一律全員負担じゃないと発揮されないんですよ。
何で消費税アップするとデフレから脱却できるのか──多くの人が理解出来ていない。でも、これはすごく単純な話なんだ。
管内閣の提案をよく見てほしい。ただ単に消費税を上げるわけじゃなくて「毎年2%ずつ引き上げ」って言ってるよね?
ここがポイント。「毎年上げる」と宣言することが重要な部分。消費税が3%から5%に引き上げられたことを思い出して欲しい。
あの時は「景気が上向き傾向だったけど、消費税が引き上げられたせいでまた庶民の消費欲が冷え込んでしまった」なんて言われた。
でも、実はそうじゃない。ちょっと考えればわかることだ。消費税が引き上げられる直前、みんなどうしてた?
「5%になる前に買い溜めしておこう」──そう考えてトイレットペーパーや各種日用品を買い溜めしたはずだ。
実はこの「買い溜め」が消費税アップの本当の狙い。毎年消費税を上げることによって、これが毎年起こることになる。
「やばい! 消費税あがるから先に買っておかなきゃ!」こう思わすことで消費を促すんだ。簡単な話でしょ?
そうやって庶民に買い溜めを促すことによって、消費を拡大しようってわけ。だから、デフレを脱却できる。
すごく単純な話だ。
*一面的にしか考えらない視野狭窄な「はてなー」はもうちょっと落ち着いてからコメントするように。
*「納得」する前に別の観点から物事を見つめる力をつけよう。
■参考
http://www.asahi.com/politics/update/0702/TKY201007020666.html
消費税増税は本当に税収を増やすのか? - Baatarismの溜息通信
http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20100703/1278169815
http://d.hatena.ne.jp/nyanko-wonderful/20100627/p1
このままでは低所得者層は不相応な負担を強いられ続けられそう
理屈は分かるんだが、上げ止まりした後の事も考えて発言してる?
一行目にマヌケな誤記があるとその後を読む気が無くなるな。 大あらわじゃなくて大わらわだよね?
もう一個誤記があったよ ×管 ○菅
無知なのでアホな疑問かもしれないが、それいつか限界来るんじゃ…? 消費税200%とかにするの?
短期的な効果しかないと思う。 この経済政策は、リフレ的な効果があると思う。しかし、一時的な効果しかないと思う。 このような政策は、仲の悪いふたりの論客(池田信夫と山形浩生...
そんな姑息な手に毎年毎年ひっかかるかよw
実際どうなんだろうね。しかし経済学は憶測と予断に満ちた学問だよな。