結局さ、今までのやり方で押し通せる時代は、君の場合は、終わっちゃったってことなんだ。
君の場合は、ってところに注目してね。
人によって違うって言ってるってこと、分かるかな?
力のある人は、君と同じ年齢でもまだまだ力押しでやっていける。
逆に、君なんかよりももっと前に今の君と同じように、方針の変更を余儀なくされた人もいる。
余儀なく、ってのは言い過ぎか。
別に変更しなくてもいいんだ。
しなくても別に構わないけど、だったら今までと同じような思いはできなくなるよ。
今まで維持してきたプライドは、もう捨てなきゃならないよ、ってこと。
自分はこれくらいのことができて、これくらいの評価を受けられるだろう、って漠然とした思いはもう捨てなきゃ。捨てておかないと、ショックが大きいよ。
既にショック受けてる?
ああ、そうだね、あちこちから有形無形の悲惨な評価を突きつけられてるよね。
傍で見てても痛々しいよ。
でも、そりゃ妥当な判定なんだよ。
幼児が初めてつかまり立ちしたら、つたない言葉で何か伝えようとしたら、そりゃみんな喜ぶしほめるよ。でも、君はもう幼児じゃないだろ?
評価軸ってのは、相応のものが用いられるべきなんだ。
それを拒否したいならしてもいいけど、だったらその結果に与えられる賞品は諦めなきゃ。
その基準で評価されるのは嫌、でも賞品はほしい、じゃあ通るわけないだろ?
「サッカーのワールドカップで優勝したいけど、蹴るの下手だからボール持って走ります」
で誰が賞賛してくれるっていうのさ。
うん、端的に言おう。
君は、負けたんだ。
負けたけど、ただそれだけ。
負けたことないやつなんて、いないんだ。
ああ、例外は戦ったことのないやつだね。それはどうでもいいか。
生きてるんだから、また立ち上がって戦えばいいのさ。
考えて、工夫して、練習して、試してみる。
勝て、なんて言ってないよ。
自分の足で立って、自分なりのやり方で、周りに働きかけな、ってことさ。
抱えてる痛みも傷も、すでに君の一部なんだわ。
捨てることはできないし、切り離すこともできない。
だったら抱えたまま付き合ってくしかないよね。
これからどうするか、一緒に考えないか?
以上、件の黒光りくんの独白でした。
元増田ですが。 「おー、初めてトラバもらった!」 と思って見たら何だよこれ。ただのまぜっ返しじゃん。 がっかり。 で、上の方で誰か書いてたけど、「件の黒光りくん」て何? ...
白々しくて面白いねw