「俺は勉強出来るんだけどナンタラカンタラだからここにいるんだ。本当はマーチ以上なんだぜ」
「俺は、ドコソコに所属してドコソコにも繋がりがあるんだぜ。俺がいなくなったらマジ動かないね。あー、みんなが動いてくれないから大変だよまったく」
「ああ、あの人/物はナンタラカンタラだろ?俺に言わせればナンタラカンタラだよ。つか、ナンタラカンタラも出来ないの?馬鹿だなあ」
「ねぇねぇ聞いてよ。こないだ俺ってばナンタラカンタラしたんだぜ、凄くね?」
ふーん、あっそ、だから何なのさ
ねぇ、なんでそれを話したの?
結論の出ない話ばっかりして、何がしたいの?
自分の身を振り返ったりしないの?
あなたは本当に努力してるの?理解してるの?確固たる意志があるの?
褒められたいの?
「おお、そうなのか!凄いじゃん!恰好いいね!」
ほら、褒めたよ
「あ、そうだったんだ!じゃあ、ドレソレってどういう事?分かんないんだよねー」
ほら、食いついてあげたよ
そうすれば、お前は嬉々として語りだすんでしょ
ほら、好きなだけ話せばいいよ
痛々しさに気付かないままに過ごせばいいよ
可哀相だね
ああ、満足したらもう二度と話しかけないで
出来れば、自覚した時に死ぬほど苦しめ