2010-06-08

信じるか信じないかなんだろね

たとえば、犬を飼っている。

犬はいつもそばによってきてくれるし

ぐてーってリラックスしてる姿を見たらこっちもリラックスしてくるし

何でもない時に頬を舐めてくれたりすると、愛してくれてるのかななんておもったりする。

でも、餌を与えた時の食欲、ガッツキ方を見るとすごく不安になる。

この犬は俺のこと餌くれる人としか認識してないんじゃないだろうか、なんて風に。

そばに寄るのはたまに飯くれるからで、ぐてーってしてるのはお腹が減ってないだけで

頬を舐めるのは空腹のアピールなんじゃないだろうか、なんて風に。

被害妄想って思うかもしれないけど、実際確かめる術がないじゃない。

本当にそうおもってるかもしれない。

実際、俺は餌や散歩意外にこの犬に好かれるような事が出来ているのか分からない。

プラッシングやいいこいいこなんかはしたりするけど、本当は嫌がってるのかもしれない。

人間相手なら、嫌かどうか問いただして、

嫌ならば改善、最悪関係を絶ち切って生活することもできる。

でも、犬と飼主にそんなことは出来ない。

まず会話が出来ないし、

捨てる、他の飼い主のところへ行く、なんて、犬にそんな選択肢も主張権も無い訳で。

だから、この不安は解消されることが無いのだと思う。

せいぜい、好かれる努力だけしてみるつもりだ。

この問題が人間相手じゃなくて良かった。

いつか不満が爆発して大げんかして別れて嫌な思いすることは、犬に限ってはない。

どうあがいたって、この犬が俺を裏切ることは出来ない。

暴れたり、逃げだす事は出来るだろうけど

それでも自殺したくなるほど、心に傷を負うような事は、言わない。

言わないし言えない、犬だから。

愛されてないのかもという不安さえ目をつむれば、

決して俺を裏切らない愛玩動物だ。

どうせ犬の心なんてわからないんだから、ポジティブに考えたらいいのにね。

一言でいいから、信じさせてくれるようなこと言ってくれればいいのに

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