自分の子供にしっかりとクリエイティブ系の仕事に就いてもらうための親の接し方を考えた。
最高なのは「親もしっかり指導できるよう知識・技術を持つ」こと。
まあコレは指導力ある親から教えられて成功したスポーツ選手とかが割と多いから見りゃわかる。
子供が間違った方向に進んだ時の道しるべとかに親がなったり、親のノウハウ(質のいい用具の選び方とか)とかその他もろもろをそのまま継いだりできるから。
親が紆余曲折して無駄な手順踏んだことも子供にショートカットさせることができるし。(子供が試行錯誤しない性質になるかも知れんけど)
それが出来ないのだったら対極の方法で「無関心を貫く」こと。
努力してるのを「頑張ったねえ」とか褒めるのはいいけど、決して創作物については何も言わないこと。
言ったとしても「頑張ってるんだねえ、でもお父さんお母さんこういうのわかんないわあ」にしとく。
こういっておけば子供に「もしかしたら自分は才能が無くて下手なのかもしれない」という気持ちと
「クリエイティブなものは生きるために必要とは限らない」と気付かせる事が出来る。
そういう客観視できる思考(自分のやっていることはもしかしたら空虚なものかも、という想い)が創作を上達させるキッカケだと思っているので。
一番よくないのは、親が子供の志望する創作方面に疎いのに「すごいすごい」「上手い上手い」「才能あるね」と褒め続けること。
(子供が小学生、中学生あたりならそういう対応もしてもいいかもしれないが)
これで勘違いさせてしまうと子供が「自分は上手いんだ。才能がある」「自分には他にはない個性が!」とか言って成長をしない思考になって
自分の作品を客観視できなくなって上達しなくなるから。
まあ、「自分の子供が作ったもの」と思うとつい過大評価したくなるかも知れんけどあんまり無闇に褒め続けると悪影響ですよ…という話。
クリエイティブ職なんて、真っ当な親は子供が就く事は求めないものだと思ってたが。 金持ちで子供がクリエイティブ目指してコケても食うに困らない事確定というならともかく。