2010-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20100511091442

元増田のこの文章を文芸と見るか否かでそこは大きく変わる。

単語一つで通用する場所で、分かりきった事物や現象について長々と説明するのは冗長でしかない。

文芸は冗長性を求められる面があるが、文芸でない場合はその限りではない。

はてなという場所におけるワナビという単語に限れば、出現頻度が高く、暗黙レベル

使用する単語には場所と目的により適切な粒度がある。

そういった部分を元増田意識しているかどうかはこの内容からは分からない。

ワナビという単語を知らなかったからと言って、それを指摘ポイントと結びつけるのは短絡的だろう。

そうでなくても全文通せばなんとなくの予想がつくか、少なくとも全体の意味は理解できるわけだからな。

単語でひっかかって全体の意味を失うようなら明らかに書いた側に問題があるが。


俺は、元増田は悪い意味での文芸に染まっていて、無駄に冗長なものを書いているんじゃないかと思った。

こんなにも素晴らしい文章で書かれている物語なのに何故だと考えているんじゃないかと。

創作や評価の際に語彙や比喩表現の幅といった技術的な部分に偏りがちなタイプ

ラノベ文芸ジャンルの一つではあるが、求められる一番の要素はエンターテイメント性だ。

オリジナルを書いたことのない奴が声をかけられているのは、才能と言うのは確かに大きいだろうが、

悪い意味での文芸に染まっていないからでもあると予想される。

記事への反応 -
  • 小学校の頃から創作が好きだった。 頭に浮かんだ話を漫画や小説にするのが楽しくて、続きや新作を期待するクラスメイトたちに囲まれ、満たされていた毎日。 しかし、中学校に入ると...

    • 俺は「ワナビ」ってなんだか解らなかった。 ネットに積極的に関わってる連中なら「ググれ」と言うだろうけど、(ググったら解った) 増田はネット初心者にもネットに入らない者にも...

    • 年間にラノベ新人賞に応募する人間の数が5000を下回ることはなくて、受賞したり拾い上げられてデビューするのはその中の1/100くらい。 まぁこれの上位よりはマシってくらい。 2010年卒 ...

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