この街にいるかぎり、私に与えられる食料は、天井につられたバナナしかありません。
街の英雄のジョナサンジョースターは、毎日フォアグラを食べていてずるいと思います。
ジョナサンジョースターよりも私のほうが、ボランティアに参加した回数がずっと多いのです。
そして、与えられる食料は、本来ならばボランティアに参加した回数に比例してゴージャスになる決まりのはずでした。
悪い警官がいました。
悪い警官は私をぶちます。
悪い警官はキリストだってムハンマドだってブッダだってぶちます。
私の大好きな信長様の後ろを、悪い警官は襲おうとしていました。
私はこの棒で、悪い警官をたたきました。
棒はもう使い物になりません。
また、私の大好きな信長様も、バナナを食べられないので飢え死ぬしかありません。