1・系統
ポッポ語とは、日本語から派生した言語であり、日本語派に分類される言語である。
しかし、話者が極めて少数であり、まったく異なる語族ではないか、という慎重論を唱える識者も根強い。
2・分布
主として日本国内に極めて狭く分布される。しかしながら、ごくまれに海外でも見れるので「トンネル効果ではないか」という識者もいる。
3・現状
ポッポ語は研究者も少なく、またサンプル数の極めて少ない絶滅の危機にある言語であるため、言語体系の解決には早期の決着が望まれる。日本語との類似の指摘が多いが、それでは日本語話者との解釈に隔たりがあることの説明にはなっておらず、研究のさらなる進展の必要がある。
言語学に詳しい野武千代美(65・日本学術大教授)は、「日本語も話せる、近親関係のある人に詳しい解説を求めるべきです。日本語と音韻が似ているからと日本語と同じ枠組みにしてしまうのは尚早です」と今の言語学の流れに警鐘を鳴らす。
また、未釜吉良(50・東京ニュータウンこくさい女子大教授)は、「日本語と親和性が強いが、『思い』と勘違いしやすい『おモイ』や、『友愛』と誤解しやすい『ユウアい』など、日本語と明らかに意味が異なるものがある。今後の進展には注意しなければならない」として時間をかけて考えるべきという考えを明らかにしている。