1) NHKが映像化すべき
2) ノーベル賞はいただいた!
3) 『ねじまき鳥クロニクル』も、未来は子どもに託された! みたいなエンディングじゃなかったか。
だけど、子どもって、そんなに素晴らしいものだろうか。
生まれる前の胎児は、たしかに、希望のかたまりそのものですよ。
だけど、いったん生まれてしまえば、あっという間に成長して、大人になっちまう。
本物の人間なら、どうしたってイノセンスは失われる。
俺は、自分の息子がだんだん悪知恵をはたらかせるようになったとき、
人間はなんて業の深い生き物か、って、慄然としたよ。
子どもだって人間だ。希望も未来も、子どもに背負わすには荷が重すぎる。
「リトル・ピープル」とか「システム」とかは、
権力者とかカルトとか米軍にだけではなくて、
すべての人間の心のなかにあるんじゃないか。子どもまでふくめて。
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