タイトルと違って、色っぽい話ではない。
ふと、何かの拍子に「三年目の浮気」のメロディと歌詞が浮かんできた。
JASRACに訴えられるのはいやなので、歌詞は書かないけど。
ダサイね。今聞くと確かにダサイ。
……しかし、確信的に感じるのが、今この瞬間にも、この歌を思い出せる人間は減っていて、この歌を知らない人間が増えているという現実だ。かくいう私も確実に老化しているのであろうが。
自分と同じ記憶を共有する人間が確実に減っていることを考えると、一瞬ものすごい寂寥感に襲われる。
多分、私の先輩、親の世代、戦前の世代の人達も同じ感覚を抱いて、年を取っていったのだろう、と思う。
……いやいや、まだまだ私は若いと言っている時点で年を取ったということだと思うが、バランス良く楽しく生きていきたいものだ。