2010-04-08

どうしようもないくらいに童顔で幼児体系だ。

一応くびれはあるものの、尻から太ももにかけてのラインは二十歳を越えた女のそれじゃない。

胸元の脂肪のつき具合はお察し下さい。

ホルモン系の病気や障害を疑い、かつて病院にすら行ったことがあるくらい。

医者の「問題なし、健康優良児」の言葉で逆に心に傷を負って帰ってきた。

言うまでもなく背も低く、140ギリギリあるかないか。

声は自分ではよくわからないけれども、やはり年齢より若いというか、幼いらしい。

補導されかけた回数などもう数えていない。

免許証生命線。

持たずに外出し、年齢の証明ができなくて文字通り泣いたことも数回。

これほど免許証の出番の多い人間も珍しいと思う。

こんな私だが、非処女だ。

相手は高校の時に付き合ってた人。

振られたけど。

「初めてした日から自分犯罪者に思えるようになって、耐えられなくなった」

だって。

何も悪いことしてないのにさ。

必要のない罪悪感を持ち始めて以降、無理してたんだろう。

最初もだったけど、二回目以降は最後までできないことが多かったし。

でも、ある意味その時の彼氏が一番まともだった。

大学に入って以降、寄ってきたのはロリコンばかりだったから。

そういう面々の壁になってくれた人がいて、私も馬鹿だったため、その人と付き合う事になった。

私を年相応に扱ってくれる社会人で、かつお姫様願望を満たしてくれたから、何か補正がかかって見えていたというのは否定できない。

結果だけ言えば、その人もロリコンだった。

初めて家に行った時の衝撃は忘れない。

何かのアニメフィギュアが幾つかパソコンデスクの上に並び、ポスターが貼られ、漫画ゲームで棚がいっぱいの部屋。

普段の姿からは全く想像できなかったため、暫らく放心した。

漫画も読むし、ゲームもこの歳になってもちょっとやる、と爽やかに言っていたのを、まぁ男なら珍しくもないか、と過小に思っていた。

ビックリした?」とかなんとか笑いながら言っていたような気がする。

気がついたら膝の上に座らされて、後ろから胸を撫で回されていた。

確かに驚いたけど、その時はその人の事が好きだったので、理解しようと思っていた。

そういう雰囲気になっていたので、(漫画ゲームに囲まれた場所ではちょっと嫌だったが)

なるようになった。

終わった後、私が処女でなかったことを知ったその人の態度が変わった。

「ありえない」「処女だと思ったのに」「俺は初めてだったのに」「軽い女だったんだな」「結婚前提で考えていたのに」

お互い裸のままでね、罵倒されたよ。

数分前までの雰囲気はなんだったんだろ。

そのまま振られた。

誰かに話したのか「ヤれるロリータ」みたいな噂になり、前にも増して気持ち悪い男が寄ってくるようになった。

今では立派に男性不信です、どうもありがとうございました。

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