2010-03-20

非実在青少年規制について

ttp://blog.goo.ne.jp/tamakiya_web/e/9f3d7892e10987680aee5addd006dc42

ご存知の方も多いでしょうが、以前僕はコンビニで売られるエロ漫画雑誌で連載しておりました。

その頃から規制は頻繁に行われていましたが、不思議だったのは規制の基準がやたらとブレること。

理由は簡単で、担当者が替わると規制もブレルのです。

男性検閲(と、僕は呼んでいた)担当だと、まあ普通常識的な規制なのですが、女性、それもポルノなどを毛嫌いしてる方が担当だと、それこそ「?」と言いたくなるくらい厳しかった。

全20ページの漫画に占める「裸のあるコマ」の割合までも言い立てて、規制される。

つまりこの国に於ける規制には明確な基準が存在しなくて、携わる人間の個人的常識、もっと言ってしまうと「好き嫌い」で決まってしまうのです。あまりに流動的で、不安定。

そのため出版社は最終的に自主規制という名の「逃げ」を打たざるを得なくなります。

ヤバそうなものは一切扱わない。

コンビニ漫画はどれを読んでも同じ内容になってしまった。

それを苦痛と感じながら描いてる作家も少なくないと思います。

僕がエロ漫画から撤退したのもこれが理由の一つだったからです。

同じ事が一般漫画や、ゲームアニメで起きるかもしれない。これも問題の一つです。

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