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さっき、うちの会社の総務の娘が俺の所に来た。話の内容は「昨日、お休みしてたって聞いたんですけど大丈夫ですか？」と言う様な内容だった。
俺は別に昨日休んでないから「休んだ」って言うのは事実誤認なのだが、それでもそれを心配してわざわざフロアの違う俺の所に来て話しかけてくれたと言う事に対して、昔なら普通以上に喜んだ所だと思う。もしかして、俺に気があるのか？くらいの自意識過剰っぷりを発揮したことだろう。
が、今日は妙に冷静だった。
この娘がこのフロアには別の用事で来たんだけど、その相手が居ないからそのままこのフロアから出る事がいやだったんだろう。つまり「何しに来たんだ？あの娘は？」と思われるのがいやで、俺に話しかける事によって、ちゃんと用事があったのよと言うポーズをとりたかっただけなのだなぁと言う事が見えた。ただし、あくまでも推察であり事実ではない可能性もある。
にしても、それはそれで、これまでなら女の子と会話すると完全に舞い上がって見えなかった事が、今回見えたのかなぁ？と言う感じ。いやはや、俺も少し大人になったのかね？と言うよりは諦めをおぼえたって事かな？
おい、やめろ なるほどね。全てに合点がいく 大切なことに気づかせてくれてありがとう。
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