ttp://d.hatena.ne.jp/aoisome/20100217/1266416353
役に立てられない援助物資が大量に送られることで、現地を余計に混乱させることを「第二の災害」と呼ぶそうです。
しかし、現地の人のために何かをしなくちゃ!と立ち上がって行動に出た人に対して、鬼の首をとったかのように責め立てる状況はどうかと思うんですよね。
優しい気持ちで行動を起こしたんですから、それを叩いてしまうと、出る杭は打たれるみたいな構図になりますよね。
そういう人が叩かれる世の中っていうのは悲しいですよ。
叩くんじゃなくて、行動のベクトルの向きをちょっと変えるように、助言してあげればいいのではないかと思いました。
気持ちを現地の人に伝えることが千羽鶴を作る目的なのですから、気持ちが伝われば、なにも千羽鶴自体を現地に送らなくてもいいわけです。千羽鶴を写真にとってメッセージを添えて、援助物資と一緒に送ってもらえば、輸送コストを切迫しなくてよくなります。
千羽鶴は、日本国内のどこか、人がたくさん集まる場所に、「ハイチ大地震の募金呼びかけ」のためにシンボルとして飾ってもらえばよいかと思います。
千羽鶴を見た多くの人が、募金をしてくれれば、千羽鶴自体を現地に送るより、ずっと良いわけだし、千羽鶴を作ることも無駄にならないわけです。
そういう活動が、メディアなどで紹介されれば、よりハイチ地震に対して世間の感心を向ける効果も期待できます。
ちょっとやり方を変えてみればいいだけなんです。