・買ったのはいいけど、なぜか読まずに放置しちゃう本ってありますよね。
いずれ読もうと思いつつも時間だけが経過していき、そのうち買った事すら忘れ、
後に同じ本を買ってしまったなんて経験をすると自分が嫌になります。
昔は、買った本はその日のうちに読んでしまったものです。一日で何冊も読破した
という事もありました。今では一冊の本を読み終えるのに数日かかるなんてザラです。
酷い時は飽きて途中で読むのを辞めたり、短編集で一話だけ読んで他は放置するなんて事もあります。
最近なんか読んでも少し時間が経過しただけで内容を思い出せなくなったりして、
「読んでもどうせ内容を忘れてしまうから」と本に対して抵抗を感じるようになったりもします。
読書ってなんだろうなと考えます。昔はどうだったんだろう?
いくら読んでも読み足らず、一日中活字に向き合ってても、苦労も苦痛も感じなかったあの頃は。
単純に楽しかったからでしょう。
本の内容、中身が。あるいは読書そのもの、本を読むという行為自体が。
今はどうなんでしょうか。私は何の為に本を読んでいるのか。
記憶したいから? 知識を得たいから? 人に自慢したいから?
他の人が読んでいるから? 買ったから? 本を読まない奴は馬鹿という
世の中の教えに背きたくないから? 勉強の為だから?
本に対して小難しく考えすぎているのでしょうか。
「所詮、たかが読書じゃないか」と気楽に構えればいいのでしょうか。
「記憶できない? 忘れてしまうなら、もう一回読めばいい」と。
「理解できない? 時間が経ったり、知識が増えたりすればできるようになる」と。
今、私の読書にとって一番大事なのはなんなんでしょうか。
それすらも分かっていない私は実は、読書が好きではなくなったのかもしれないと考えてしまいます。
そもそも読書とは何の為にするものでしょうか。
増田が今まで楽しんでたのは読むことが目的の読書じゃないかい? テレビ観賞と同じで飽きる人は飽きる、それだけの話だよ 知識を得たり勉強をする為の読書も結構だが、じゃあ一体...