2010-01-08

水産放浪歌。

富貴名門の女性に恋するを純情の恋と誰がいうぞ。

暗鬼紅灯の巷に彷徨う女性に恋をするを不情の恋と誰がいうぞ。

雨降らば雨降るもよし風吹かば風吹くもよし

月下の酒場にて媚を売る女性にも純情可憐なる者あれ。

女の膝枕にて一夜の快楽を共に過さずんば人生夢もなければ恋もなし。

響く雷鳴 握る舵輪 睨むコンパス六分儀

吾等海行く鴎鳥 さらば歌わん哉

吾らが水産放浪

心猛くも鬼神ならず

男と生れて情はあれど

母を見捨てて浪越えてゆく

友よ兄等よ何時また会わん

朝日夕日をデッキに浴びて

続く海原一筋道

大和男子が心に秘めて

行くや万里の荒波越えて

波の彼方の南氷洋

男多恨の身の捨てどころ

胸に秘めたる大願あれど

行きて帰らじ望みは待たじ

(「名門の女性に恋する事を”純情の恋”などと誰も証明なんて出来ない。」「風俗嬢に恋する事を”不情の恋”などと誰も証明なんて出来ない。」で始まり、

「生きて帰る望みなんて持っていない」と終わる訳です。その界隈の男なら誰でも知っている歌であり、誰が作ったのか誰も知らない歌でもある。

因に”その界隈”というのは...。そう、かつての捕鯨船団である。)

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