「親のいる奴は親のところに帰れ」って部分が、涙でつまって歌えなくなった。
親はいるけどいない。うちの両親は理想的どころか、一般的ですらなく、子供に自分のしたことの尻ぬぐいを押しつけるような奴らで、子供の成長を見守る優しい親なんてものではなかった。
気分は孤児。
でも、いることはいるから、本当にいないよりはマシなこともあり。
本当に親に見捨てられた奴らの仲間には入れず、親に守られて育ったような奴らとは口も聞きたくなく、誰からも理解されず、誰も理解できず、独りぼっちでずっといた。
親はいるけど帰れない。親などいないと割り切れたら、どんなにラクだろう。どうすれば、親との関係を切り捨てることが出来るのだろう。
親は自分の歪んだ姿を子供に受け入れてほしいって思っているからね…。 そうして自分が乗り越えられなかった心の葛藤を子供に押しつける。 それを受け入れて、乗り越えた時に、し...