■酔いに任せて

先日あったアルバイト先の忘年会のお話。

飲み会が終盤に差し掛かったころ、とある女の子に相談があると言われたのです。例にもれず自分はかなり酔っ払っていたのですが、真面目な話のようだったのでとりあえず姿勢を正してみたりして。

というかまず、女の子に相談されるという状況が自分の人生の中でめったにないというか、ほとんどないというか、いやもう全くないので、多少の気分の高揚とあれもしかして自分信頼されてる？とかの妄想も始まってました。それが酔いと一緒になって軽く興奮状態になっていたのかもしれないなぁと。今思えば。

で、その子の話。

簡単に書けば、バイト先のお客さんが自分にモーションを掛けてきて困るという話で、よくあるっちゃあよくあること・・・なのかな、実際相談された経験がないから分からないけど。その子にはもう彼氏がいて、そのお客さんの思いにこたえることは出来ないと。しかしはっきりそれを伝えたら、過去の経験上、ごたごたが起りそうな気がする、、、という話で、「指輪とか着けた方がいいですかね・・・」という相談。

きれいだからっていいことばっかりじゃないんだなぁとか思ったりしながら、それほど悩んでいるならはっきり伝えた方がいいですよと。女の人は基本選ぶ立場であって、男は拒否されてもへこたれずに違うとこ行きますからー、そんなような意味のことを含めながらです。

今冷静に考えれば、自分が拒否された時にそんな簡単に次に移れるかといえば移れないと思いますが。

で、もうそこからは、元気出してもらおうと、酔っているからこそ出来るような「いや～○○さんきれいですからｗ」とか褒めまくってみたりして、その場を凌いだのです。

・・・この褒めまくったことが失敗でした。

自分では親切のつもりでの対応だったのですが、普段の振る舞いが地味なためか、周囲に想像以上におかしな印象を与えたらしく、ただの親切でやってるんじゃなくてそれ以上の感情があるんじゃないのみたいな話を、後々に周囲の人たちからされて、なんかもう、うえぇと。

いやまぁ確かに女の子から相談されたという事実に興奮はしました。テンションも上がりました。だけど、彼氏がいる女の子を口説いたりしません。自分からごたごたに突っ込むような度胸はありませんと。

なんでせっかく相談にのったのにこんなこと言われなきゃないんだと思いましたよ。

・・・。

しかしそれは自分だけの思い込みだったようです。

相談してくれた女の子自体にその話が伝わって、女の子から「先輩から断っておいてください」と先輩を通じてお断りの話がきました。

・・・。

ええすいません。勘違いさせるような振る舞いで大変申し訳なかったです。

信頼されてたと思った自分が悪かったです。童貞ですいませんすいません。

・・・もういいや。アリス２０１０やろっと。

Permalink | 記事への反応(5) | 01:26

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