秘書 「うっふん、ついに作ったのね、例のアレを!」
科学者「むふふ、そうです。例のアレをついに作ってしまっちゃいました」
科学者がウラに行く。
それから手に何か霧吹きみたいなのを持って再登場。
科学者「これですじゃ!これが例の『奴隷遺伝子スプレー』ですじゃ!」
大統領「うほー!キタコレ!『奴隷遺伝子スプレー』!一見ファ●リーズに見えるがな、ぐはは」
秘書 「すごいわね。この霧吹きみたいなのでヒトに吹きかけるだけでいいの?!」
科学者「そうですじゃ!このスプレーを、こうやって、ほれ、こうやって」(秘書にスプレーを向ける)
秘書 「ファック!あたしにスプレー向けないでよオイボレ!あぶないじゃない!」
科学者「おーーっと、失礼つかまつりました。確かにあぶないですな。これをかけたら、どんな人でも一瞬で」
大統領「ぐふふふふ。一瞬で?」
科学者「一瞬で、遺伝子が突然変異をおこし、その人は何でも言うことを聞く『奴隷』となってしまうですじゃ!」
秘書 「うっふん、素敵なスプレーね!早く試したいわ」
科学者「いやはや、苦労しましたぞ。奴隷のような振る舞いをする遺伝子の発見から、このスプレーを作るまで、はや30年」
大統領「おう。お前は本当にすばらしい天才科学者だ。一生困らない金と、世界で最高の研究施設を用意してやるぞ」
科学者「はい。あ、この安全レバーは取らないでくださいね。もし万が一スプレーが出たら、とんでもないので」
秘書 「この安全レバーを取らなきゃいいのね、あ、取っちゃった」
科学者「ぎゃあ、早くつけなおして!もしもスプレーが出たら」
秘書 「キャーーーー」
秘書 「はぁはぁ、びっくりしたわ」
大統領「あせったな」
科学者「あーーーー!」
大統領「ん?」
科学者「スプレーが減ってるーー!今の衝撃でこの部屋に撒かれたですじゃーー!」
大統領「ぬあにぃ!?」
秘書 「うっふん、本当?!」
科学者「やばいですじゃ、もしスプレーを浴びていたら、誰の言うことも拒否ができない奴隷体質になってしまってる!」
大統領「ぬうう、それは大変だ。よし、確かめるためにみなで命令し合おう」
科学者「ひぃぃ、こ・断れないですじゃ・・・」
秘書 「どうやら、科学者は奴隷スプレーを浴びてしまったようね」
秘書 「うーんと。じゃあ、あたしのことを女王様ってお呼びなさい!」
秘書 「なんてことッ!大統領もスプレーを浴びてしまっている!このままでは、我がアメリカは・・・」
大統領「女王様!科学者なんかじゃなく俺にももっと命令を!足を舐めろと命令を!」
秘書 「最悪の状況だわ。もしかしたらあたしもスプレーを浴びてるのかしら・・・。大統領、あたしに命令をして!」
科学者「奴隷スプレーを浴びたら、命令は聞くが命令を出すことはできないのですじゃ!なので、女王様は浴びてませんですじゃ!」
秘書 「そうなの?!命令している私は浴びなかったのね!良かった!」
すると外から大統領の側近たちが入ってくる。
大統領「ん!無事だ!それよりしばらく席をはずせ!」
側近 「はっ」
側近が出ていく
科学者「そのようです」
大統領「ぬ。となると俺はスプレーを浴びていない」
科学者「するとさっきのは・・・?」
FIN.
http://anond.hatelabo.jp/20091122225131 またか 一体誰と戦ってるんだ