日航の再建にあたって、採算の取れないような空港にまで張り巡らされていた国内線が大幅削減されるのはほぼ確実な情勢。その一方で全日空もいくつかの国内線を廃止すると言い出している。さりとて民主党政権も国内線のオープンスカイ化にまで乗り出す構えはなさそうで、そうなると「定期便ゼロ」の国内空港が今後急激に増加しそうである。
一方で、普天間基地移設問題は民主党政権が「県内移設検討」とか「次期名護市長選まで様子見」とか、合意を白紙にするようなことを言い出したために、普天間移設を前提とした海兵隊のグアム移転まで既にお流れになりかねない状態だ。民主党は沖縄からの米軍削減を公約にしていたようだが、それって逆に米軍削減が進まなくなるんですけど?
そこで、定期便のなくなっちゃう「採算性のない」地域にとっておきの地域振興策。
国が言い出す前に、「沖縄米軍の地元(多くの場合沖縄県外)誘致」を言い出しちゃえばどうだろう。もともと飛行機が飛ぶ前提で騒音とか漁業権とか処理している地域なのであるから、余所に移転するよりもめごとは少なかろうし、人口減も補える。交付金も下りる。何より沖縄本島ほど人口過密じゃないから米軍人犯罪も抑止できる(盛り場に行きようもない空港も多かろうて)。
(盛り場に行きようもない空港も多かろうて) 日本にそんな場所ある?田舎でも車でしばらく走れば店がある場所くらいまでは行けるのでは。 元々移設予定の辺野古は名護市市街地...