その基準というのは結局、欲求の大小でしかないのだと思う。
たとえば、ある意見を言うべきか言わないべきかで迷っている。
何故、言うべきか、言わないべきかという焦点がはっきりしている時。
「別に言わなくても良いだろう」
そう判断したならば、貴方はそれをそもそも言うべきでなかったのだ。
しかしメリットもデメリットも承知して、それでも言いたいと思った時、貴方は既にその意見を言えばいいと思うのだ。
「それほどまでに言いたい」という条件こそが、資格に結び付く。
この際注意しなければならないのは。
『重要度』だ。
「この発言は重要だから、言わなくてはならないだろう、いや、重要だからこそ言うべきではないのだろう」
そのワケの分からない存在に背中を押されることなかれ。
覚悟を決めるのに必要なのは、貴方の意志に他ならないのだ。