以前、読書などで読むのにエネルギーを必要とするものをカロリーの高いものと称して、軽く読み流したりして簡単に鑑賞できるカロリーの低いものと対比させて論じている記事をネットで見た覚えがあるのだが、うまく検索して探し出すことができなかった。
吾妻ひでおのけいおん!に対する感想とそれに対する反発は、おっさんが何か言ってるよ、と若者が反発する世代間の対立ではなく、カロリーの高いものを摂取する事を好む層(吾妻ひでお)とそれを好まない層(けいおん!ファン)の対立なのでは、と思った。
おそらくこういう対立は同世代間でもあるんじゃないだろうか。
ただあまりこの辺りを単純化して述べるのも良くなくて、高カロリーの作品をあまりエネルギー消費することなく軽く流して鑑賞する人もいるだろうし、けいおん!をエネルギーを使って鑑賞する人もいるかもしれない。
当然高カロリー低カロリーあわせて両方楽しむ人だっているだろう。
吾妻ひでお本人も案外けいおん!のような作品を楽しんでしまう素養は十分に持っているのではないだろうか?ただし自分が創作者なので心がけとして志を高く持つというか、低カロリーの方向に流されてはいかん、というような意識があり、あえてあのように発言してしまうという事もあるのではないだろうか、と思った。
俺には、吾妻が 拗ねて斜に構えてる子供にしか見えなかった。 運動会とか文化祭とかで、 皆が盛り上がるタイミングに上手く合わせらんなくて 「なんだよ、あんなの。先生までいっ...