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ソニーよ”普通の会社”にまで堕ちてどうする! - 池田信夫 blog
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/0d5611a694129a39b34d60aa7a6f78b6
私はバブル期に20歳で運良くソニーの系列子会社に入社したが、いろいろ思うところあって5年ほどで辞めた。
やめた理由は、まぁ90年代の不況に伴う人員整理で、どっちかというと整理される側のボンクラ社員だったということもあるが、一つには、「自分が40歳ぐらいになる頃には、ソニーはガタガタになっているに違いない。こんな会社に自分の人生を預けられない」と感じたからというのもある。
この、「M元副社長がK誌に書いた原稿」の内容は、十数年前の時点で、ペーペーの下っ端でさえ既に肌で感じていたことだ。
やっと今頃、上層部が危機感を持ち始めたのかよ。遅すぎるよ。
「現在社内の主流を占める一流大学を十番以内で卒業して入社してきたような奴は、失敗を恐れるから製品として目新しいものが出てこない。」これは現場の感覚としても、まったくそのとおりだ。もっといえば、バブル期に既に新卒者の人気企業になっていたソニーの新入社員は、約20年前の当時から、すでにこういう雰囲気に満ち溢れていた。そういう意味では、ソニーが新卒者の人気企業に躍り出た時、既にソニーの崩壊は始まっていた、と言っていい。皮肉にも。
ではそれ以前はどうだったのか。実は80年代に中堅社員としてソニーを支えていた人たちというのは、50~60年代に優秀な同期が東芝や日立やその他財閥系大企業に就職していくのを横目で見ながら、「しょうがなく」ソニーに入社したというような、いわば「元落ちこぼれ達」だった。創業者のリーダーシップも大きかったとは思うが、それに応えた「元落ちこぼれ達」の頑張りが、かつてのソニーの足元を支えていたんだということを、忘れてはならないと思う。
関係ないが、(一応)一流とされる大学を10番以内で卒業した身としては、ただ「失敗を恐れる」ような連中といっしょくたにされるのは心外だ。
あんまり元増田とは関係ないが。 地方のソニーの子会社の入社試験を受けた奴の話を聞いたんだが、受けた中では一番高飛車な態度を取られたそうな(もちろんそいつは他の似たような...
俺は技術職でソニー本社受けたことあるけど、面接官はいい人だったよ。 一次面接免除で、二次面接は人事一人+技術二人だったかな。技術職のひとではすごい熱心に俺の話をきいてく...