2009-09-27

岩手県には、未着工や建築中のダムが4つある(簗川ダム、津付ダム遠野第二ダム胆沢ダム)

群馬県八ッ場ダム熊本県川辺川ダム問題。

民主党マニフェスト無駄公共事業は廃止するとあり、その目玉としてこれらのダムが取り上げられていた。しかし、無駄ダム岩手県北海道にもある。それらには触れず、こっちだけを建設中止するとしているのは、群馬県熊本県自民党地盤であり、岩手県北海道民主党地盤だからである。

底の浅い話に道化が踊っている状態で、真面目に取り上げるのがばかばかしい話なのだが、このネタがさも重要ネタであるかのように考えている人が意外と多く、もっと重要な話が取り上げられないという結果になっている。

マニフェストで中止を主張しているというのであれば、国費の出費を止め、その分を地方交付金として出して地方の事業として完成させるというやり方を取るしかないであろう。無駄公共事業は中止するのではなく、スタートさせないという事で対策するべきである。調査の開始=建設の開始という自民党政権の悪しき伝統こそ、変えるべき点である。

政権交代の度に、出来そこないの公共事業が増えていくというのは、政権交代はさせるべきではないという結果に繋がる。

公共事業を中止するというのであれば、岩手県には、未着工や建築中のダムが4つある(簗川ダム、津付ダム遠野第二ダム胆沢ダム)、北海道にも4つある(西岡ダム、徳富ダム当別ダム、圧幌ダム)、他にも民主党前党首が迂回献金を受け取っていた西松建設がらみで青森津軽ダム山形の長井ダム宮城の二ツ石ダムというネタもある。

これらのダムは必要なダムで、八ッ場や川辺川が不要なダムだという基準は、明らかにされていない。

[2009.9.27] http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

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