新彊ウィグル暴動の対応不手際を糾弾か? 王楽泉留任と引き替え?
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第十七期四中総会で確実視された習近平の軍事委員会副主席入りは実現しなかった。
多くの華字紙の予測もはずれた。
習近平は新彊ウィグル暴動の折、イタリアのG20に出発した胡錦涛の留守居役の責任者だった。
ところが適切な指示が出来ず、直後の政治局会議で糾弾された。評判の悪い王楽泉(新彊ウィグル自治区書記)が、血の弾圧を主張し、公安法規関係の周永康と孟建柱が事態の収拾に動き、同時に胡錦涛は部下の李克強のスキャンダル露呈を防いだ。
奥の院の権力闘争は、こうしたバランスの上に成り立っており、香港誌『開放』九月号は、習近平が一時辞表を提出した動きがあったことを伝えている。
ともかく習近平が軍事委入り出来なかったのだ。これから、北京は荒れる。
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通巻第2720号