一緒に話をしてくれる友達がいて、よかったね。僕に、そういう人はいなかった。僕はただ、一人で、混乱して、泣きわめいて、失うことを恐れて、失うことから目を背けた。僕を見殺しにした、僕が友人だと思っていた人たちとはすべて縁を切った。
浮気なんてするもんじゃない、と思うよ。でも今は人間の弱さを理解できるようになった。だから一概に否定はしないんだ。弱さは稀に美しい。(自分を含めて)傷つく人がいること、その責任を取らなければ行けないことを、理解していれば、したっていいんじゃないかな、って思う。
閑話休題、そういう疑問があるなら、絶対その彼と結婚すべきではないと思うよ。存在の耐えられない軽さ、という映画を見るべき。小説でもいいけど。