http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090913/1252836093
私は『女』が非常に苦手だった女です。なぜか物心ついたときから『女の子は怖いもの』と頭の中にインプリンティングされていて、女の子の友達はあまり作らず男の子とばかり遊んでいました。もちろん『女の子として』遊んでもらうのではなく、男の子と対等であると思っていました。
怖い女の子もいる。でもそうでない女の子もいる。その差はどこにあるのか、子供心に考えました。小学校中学年くらいの頃にその答えらしきものは見つかりました。
ある日母と一緒に、何だったかは忘れましたがテレビ番組を見ていました。そのテレビに出てくる女の人が、私がクラスで怖いと思っている女の子と全く同じだと気づいたのです。常にどうやって男子の歓心を買うのか、それに一生懸命になっている人でした。そして自分以外の女子が男子に注目されていたら、ストレートに嫉妬していました。もう滑稽なくらいに。それを正直に母に言いました。「女の人って大人になっても考えが変わらないんだね、この人、クラスの子と同レベルだよ」と。母はこう答えました。
「そりゃそうよ。女は生まれたときから女なんだから」