そのとき私は学生でした。高校のバスケ部の先輩が社会人3年目くらいでボーナスもらったからというのでついていきました。
彼女を持ったこともあったけど、そんな感じの水商売や風俗は未経験だったのでかなりびびってました。
席についておしぼりを渡され俺の組3名には4名の女の子がつきました。
最初はたわいない話だったのですが、先輩の会社の女性の話になってから急に場が熱を帯びてきました。
そのうちの一人はそんななか話題を嫌がっており、しきりに話題替えをしようとして妹の話をふってきました。
そのとき先輩が立ち上がってテーブルの上に飛び乗りました!
「お前こそ俺の終生のライバル、あかなめだ」
そういうと持っていた木刀で頭を振り下ろすとゴーッというすごい音と一緒に風邪っぴきの老人は帰っていきました。
先輩は今でも言います。
「あれが俺の人生の変わり目だったぜ!」
私もそう思います。キャバクラはあってもいいと思う。