2009-09-14

Rainbow Girlについて

Rainbow Girlを聞いていると、なぜか気持ち悪い。その返答歌として作られたTragic Boyを聞いていても、なぜか気持ち悪い。

と書いただけではあれなので、もうちょっと。たぶん、これにはつながったところがないんだ。つながったところというか、どこか地に足がついてないというか。これを作った人は本当にギャルゲが好きなんだろうか。

これって別に感動曲じゃないだろ?なのに、なぜか真に感動する曲みたいに扱われている。いや、それでもいいんだけど、なんというか、それはもう一歩ひいたところからというか。「恋しているけど報われない二次元少女」というスタイルで「作られた」曲に対して、ストレートに「この二次元少女がかわいそう」と感動している人と「きもいオタク二次元に恋した歌なんだなー、泣ける」と感動している人がいるというか。だからこそ「きもい声じゃないと認めない」とかなんとか言う人がでてきたり。

でも、この曲には、ものすごい自己愛が見えて、これは劣等感を持っているタイプオタクには感情移入できない歌だと思うんだけど、どうだろう。これは決して「オタクの心情を二次元美少女の視点を使って迂遠に表現した曲」なんかではなく、『「オタクの心情を二次元美少女の視点を使って迂遠に表現した曲」とオタクじゃない人たちが感じる曲』だと思う。

まとまってない。ごめん。あと、曲自体を貶める気はさらさらなくて、単に聞いていてなんだかムズムズした気分になるってだけで、メロディーラインとか惹かれます。

ここまで書いて思ったんだけど、別にどうでもいいんだよな。感動する曲としてこの曲を好きな人はかなりいるわけで、その人たちにとっては感動する曲なわけだし。これは皮肉じゃなく。そういうものなんだと思う。

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