バリバリのオタクイメージを持ったオタクを、笑う感じの漫画を、どうも笑えない。
大体そういうのは結構作者本人もオタクで、ああいうのは一応「愛あるいじり」みたいな感じなんだろうが、それでもどうしても後味が悪い。
別に自分自身がその「バリバリのオタクイメージ」に合致しているわけではない(と思うが…)が、なんつーのか、
「痛いオタク」を「俺はそんなのと違うから」と突き放してそれを笑う、という事ができない……割り切れない。オタとしてそれはやっちゃだめなんじゃないかという変な信念みたいなものがあり、どうしても笑えない。
といって「オタクを馬鹿にしているからいやだ」とか言おうものなら「あれは愛あるいじりで、馬鹿にしてるわけじゃないだろう!」とか「お前本人があの痛いオタクそのものだからだろ(笑)」と返されるのは目に見えているためなかなか正直にも言えん…
っていうかそもそも「愛あるいじり」みたいなのってよくわかんねーんだよなぁ、それって本当か?嘲笑してる事を誤魔化してるんじゃないのか…??
どうも人を笑い飛ばす(嘲笑的な意味で)形のギャグは苦手だ。笑い飛ばしちゃいけない気がする。といって笑わないと当然面白くない。そういうシーンにたまたま出会ってしまうと痛いんだよなあこれが
自分が嘲笑されていることに快感を見出すよう訓練するんだ
わかる。お笑い芸人でもそういういじり方嫌い。別にヲタじゃないけど。