2009-08-22

つい先日、意中の女の子とメアドを交換した。

そんなこと自体人生初の快挙ではあるのだが、それで他愛もないメールを送ってみたのが一昨日のことだ。

返信が来るまで例えようのない不安やら何やらで挙動不審の振る舞いもしたものだが、奇跡的にもちゃんとした返信が来た。

そこに対して返信したけど、そっから先は返答が無かった。

まぁ夜も遅かったし、最後にこちらから送った文面も、別に返さなくても問題ないような締め方だったからしょうがないか、と思った。

で、今度は昼間に送ったらもうちょっとメールのやり取りを続けられるのかもしれない、と思って今日の正午前に送ってみた。

でもそろそろ短針が一回りするんだけど、返信は無いんだよ。

まぁ初めの数時間は、常に携帯をチェックするような人じゃないかもしれないし、僕もそんなにチェックしないから、と比較的余裕を持って構えていた。

でも、流石に12時間は長いんじゃないかと思い始めると、これはやっぱり着信をチェックした上で、敢えて返信しないという選択肢を選んでいるのだろうかと思う、というかそうなんじゃないかな流石に。

別に変な文面を送りつけたわけでもないし、毎日のようにうんざりするメールを送ったわけでもないのに、それでも早々に無視されるってのは、もう、お前とのやり取りはお断りだ、ってことなんだろうか。

いや、でもまだ心の片隅で、実は彼女は全然携帯使わない人で、休日は全く触らないのかもしれない。

って心細く期待しているこの状況が、非常に良くないと思う。

いい加減、目を覚ますべきなんじゃないか、と。

熱病に駆られて変な期待を持っちゃったりなんかして、それでちょっとアテがはずれて落ち込んだりとか。

何をバカなことやってるのか、と。

いやそうじゃない、これはこれで良い体験だったと思うべきなんだ。

二十五年も生きてきて、未だかつて好きな女の子にメールを送ったり、そのことでドキドキしたりなんてしたことなかったけど、今回の一件でそれが味わえた。

そう考えれば無駄ではないし、良い経験だったよ。

そう、それと同時にちゃんと身の程を知ったんじゃないかな。

おいおい考えても見ろよ、そもそもどっから期待が生まれ得たんだ。

そもそもの考え方として、その、何かに希望を持ったりであるとか、今後を期待するであるとかっていうその考え自体が過ちだったんじゃないか?

そのことに半ば気付きながらも進んだ結果として、やっぱり、うん、それは違うよねってのが分かっただけでも収穫あったでしょ?

君はね、本質的に駄目なんだよ。

恋愛ごとに全くと言っていいほど向いてなくて、醜態晒しながらあれこれ頑張ってみても、やっぱり駄目なものは駄目なんだよ。

それがさ、ちゃんと判ったでしょ?理解できたでしょ?

何事にしても、向いてないことにリソースを投入しようとしている愚かしい奴ってのはよく居る。

そういう奴の愚かしいところは、失敗をどれだけ重ねても、自分が根本的に向いていないということに目を向けず、愚かしくリソースの投入を止めないことだ。

あー、あー、あー、全くもって無駄だねぇ、馬鹿だねぇ。

そうだねぇ、僕もクソみたいだねぇ。

嗚呼もう愚痴だかなんだか分からん。

でもとりあえず、返信が来ない以上はこっちから新しくメールを送れそうにないだろ。

これはやっぱり、お前とメールのやり取りなんてやるつもりはねぇ、っていう無言の訴えでしょ。

いや、でも確認のために後日本当の最後に一通だけ何か送ってみよう。

まぁ駄目であったという事実を、より鮮明に決定付けたいがための行動ではある。

しかし世の中を見渡してみるとだ。

クソみてぇな奴ばっかりじゃねぇかよ。

そいつらに比べれば、一応は誰かに想いを寄せたことがあり、それがために右往左往してみたり、メール送ってドキドキするという体験が出来た分だけ上等じゃないか。

うん、極めて上等。

そこにすら到達しえないクソ野郎共に比べれば、遥かに恵まれた境遇だったと言える。

仕事だってちゃんと打ち込みがいがあるような希望の職についてるじゃないか。

これで一体何が不満なのか。

これから仕事に全精力を打ち込めばいいじゃないか。

  • 返事が返ってこないのは 確かに君にあまり興味がないからかもしれないが それでもあきらめるのははやすぐる 忘れっぽい女子はけっこう多い どんなメールのやりとりをしたんだ 内容に...

    • 別に大した内容のメールじゃねーよ。 確かに希望はあるのかもしれない。 うん、いつだって希望は、その多少の量の差こそあれ、いつだってあるとも。 そんな希望にすがって、お前は...

      • その子より有意義だと思うことがあれば、やればいいさ そう言うことであきらめがつくんなら それでいいよ ただその人生初の快挙が、最初の1歩で終わっちゃうことが もったいねえな...

        • そんなこと言われても、それを受け入れるのが猛烈に悔しくて、どうしても飲み込めない。 一晩経って考えてみてもやっぱりそうだ。 分かってる。 絶対に、ちゃんと何が良くなかった...

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