無職の男と付き合っている。
付き合い始めて2年になる。最初のころはフリーながら月30万ほど稼いでいて、デートのときもこちらが出すというのを抑えて彼が出していた。ずっと出してもらうのも心苦しいので、外食するときは彼が出し内食のときは私が出すようにしていた。だんだん仕事が無くなってきてデート代を出すのもきつそうだったので、内食ばかりになっていった。半年前に食い詰め年金暮らしのお父さんのところに帰っていった(お母さんは15年前に他界なさっている)。私にも収入はあるが2人で生活できるほどの額ではない。幸いにして彼の実家はそんなに遠くないので、月2回くらい会いに行っている。レジャー費は私が全額負担している。彼は今就職活動をしているが、なかなか見つからないらしい。今度職業訓練としてパソコンを習いに行くそうだ。今までは、パソコンを使う必要があれば、頼める相手がいたので、本人が出来る必要がなかったのだそうだ。
とりあえず、親元に居れば飢え死にすることはないので、じっくり仕事を探せばいいと私は鷹揚に構えている。
最近、共通の友人から「どうも、2人の雰囲気が似てきたんだよね。共依存起こしてない?」と聞かれた。酒の席の冗談ではあるのだけれど、だんだんと私が彼を抱え込みつつある自覚があるので気になってしまった。
彼のお父さんもご高齢だし、いつ彼が天涯孤独の身となるかわからない。そうなると、借金してでも彼の生活費まで面倒をみてしまいかねない。返すあてなどないから共倒れとなるかもしれない。
彼にどう接していけば「依存」ではなく「協力」になるのだろう。
20090822追記
トラックバックとブックマークコメント、ありがとうございます。
「自分の生活をしっかりやった上で、彼の援助をするのは協力になる」
「彼に援助することが、私の生きがいになったら依存になる」
「自分の生活を危うくしてまで、彼に尽くすのは共依存になる」
こう理解していいでしょうか。やはり、区別をつけるのが難しいです。彼はもちろん、自分も苦しくならないよう、気をつけて付き合っていきます。
◆依存→他のものによりかかり、それによって成り立つこと。 ◆共依存→相手との関係性に過剰に依存し、その人間関係に囚われている状態 ◆協力→目的に向かって心を合わせて努力す...