Tumblrで見た文章をふと思い出したので駄文を。
『誰しも少年少女時代はファンタジーの中で生きている。つまり、発展途上国の子供達には
少年少女時代がない。』みたいなやつ。
発展途上国の子供達は、子供の頃から食っていくためには、なんと言い訳しようが、
現実と向き合わなければならない。
大抵の日本人も、就職を機に現実と向かい合わざるを得なくなる。
しかし、40歳を過ぎてもファンタジー(スピリチュアルでもなんでもいいけど)の
世界の中にいて、現実と向かい合っていないよしもとばななは、未だに少女をやっている訳だ。
ソドムとゴモラではないが、うわっ、そんな国は滅びてしまえ!と少し思ってしまう。
マスコミ主導の高度成長、戦後民主主義とポストモダン資本主義が生んだ化け物。
もっとも、そういう部分は、現代の日本人は誰しも持っているものなのだろう。
今元気の良い、オタクにせよ、アラフォー独女にせよ、一方で現実と戦いつつも、
一方でご都合主義・少年少女のファンタジー全開の世界観を持っている。
……もちろん、俺とて例外ではないが。
結局、全員死ぬのだし、逃げても逃げても現実は追いついてくるのだろう。
よしもとばななのような「あちら側」の人間と、西原理恵子的「たくましい女」の違いが
「地獄を見てきたか」にあるのだったら、一度日本は、酷い目に遭った方が良いと思う。
……心配しなくても、日本の未来は暗い?ハッハー!そうかもな!
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