バナナ祭りでちょっと考えた。
たしかにマニュアルとかルールとかに縛られすぎなのかなぁ、今の若い世代って。
でもさ、企業は作業の標準化、マニュアル化をして、そのマニュアルを厳密に守らせることで、
効率化して利益をあげてきたわけでしょ。
他人に説明できる理由なくマニュアル外対応してさ、うまくいったらいいんだけど
問題起こすと吊るし上げにあうんだよなぁ。
「なんでマニュアル外対応するんだ。馬鹿か。」とか罵られて、
5wで真の原因追求+防止策の反省書を書かされるとか大企業とかありがち。
なんというか年功序列がくずれて成果主義になってから、
短期的な成果が求められて目先の成功/失敗が非常に影響を与えるわけで。
不況で精神的余裕がないんだろうな。
さらにたち悪いことにさ、マニュアルとかルールとかたくさんありすぎ。
その中のいくつか形骸化していて個人の判断でルール破らないと、
仕事まわらないこと多々あるんだよな。
実情にあってないルールを実情にあわせて変更したいんだけど、
それすると色々問題でる(たとえばISO取得できない)からルール変更できなかったり、
面倒事を下っ端におしつけているだけ。マンドクサ。
たとえば某自動車メーカはゴミ0工場を謳ってるけど、
その実態は単なるゴミを資源ゴミとかいって取引先の下請けに売りつけているだけ。
下請けが実際にリサイクルしてるかどうかは感知しない。
なんだろうな。このブラックな関係。
こういう不条理が世の中なんだろうな。
社会人になるまでこういう実態を知らなかった自分が子供だったんだなぁ。
成果主義以前から、綺麗な所だけ残して汚い所は下請けや関係会社にって構造は日本の伝統ですらある。 問題が顕在化しただけ、まだマシな社会になったと言えるのではないかな。