2009-07-23

独自の手法で10倍速開発 7割主義で変化対応力を高める

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090702/333080/?ST=system&P=2

について。

最初、無印がばかかと思ったが、ITProのほうがばかだった。

タイトルだけみたら、基幹系システム全部をbashで書いたのかと思ったが、

ようは本番環境DBコピーしてある検索系のデータを加工するツール群を作っただけということ。

それなら、bashでもなんでもいいし、どこの会社でも普通にやっていること。

そんなものが、さも素晴らしいように書いているITProの見識を疑う。

日経新聞が書くならまだしも、IT記事の専門ででしょう。ITProは)

といいつつ、無印のやっていることにも疑問は多いに残る。

システム素人だから簡単な言語を、ということでbashを選び、

それで生産性を10倍に高めたのはいい。

だけど、そもそもベンダーに問題の背景から伝えて基幹系でないツールの開発手法を変えるとか、

内製するにも、中途で技術者を雇うなりして検討すれば、

より高い技術をもって、もっと生産性を高めることができた可能性は否定できない。

そもそも基幹系の実行システムが、いまだに複数ベンダーのつぎはぎシステムで統一化されていない上に、

内製された莫大なツールをもっていると、

のちのちの拡張性・保守性が下がることは間違いない。

まぁ、数年後、無印システムのたどる運命に着目しておきたいと思う。

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