2009-07-07

釣り師と魚の関係

例えば、どこかの増田が下品な自慢話をする。

例えば、どこかの増田が下品な武勇伝を披露する。

例えば、私のような真面目な人間が彼ら彼女らをたしなめる。

例えば、私よりも少し落ち着きがない人間脊髄反射的に罵声を浴びせる。

例えば、以前の私のような人間釣りかどうかをさぐるために質問したりする。

一時期、釣られたことの恥ずかしさとかを感じてレスポンスを返すことをやめた。

そのうち、面倒なことを考えるのをやめた。

今は、興味を持ったテキストには真面目にコメントしたりしている。

釣りをする人間は、釣られた人間に対して優越感を覚えているのだろうか。

以前、私は彼らに怒りを覚えたりしていた。

だが今となっては、釣られるとか、釣られないとか、どうでもいい。

騙されたと思うことも、それによって怒りや徒労感を覚えることもない。

釣りでよかったと思えるような釣り師に釣られたいと思うのが正直なところだが、

そういう釣り師が少ないのも事実だと思う。

だから、私は今釣り師のことは考えていない。

テキストに対して私が思ったこと、テキストに触発されて私が考えたこと、

思考実験の結果だけが重要になった。

私はこれから先も全力で釣られると思う。

でも釣られたからといって、何も思うところはない。

私のような人間は他にもいるかもしれないし、いないかもしれない。

全力で釣られる真面目な人間はいなくなることはないだろうし、

脊髄反射的に罵声を浴びせる人間もいなくなることはないだろう。

私にとっては下品な釣り師も、変わることなく存在し続けるだろう。

私が生まれる前からそれは繰り返されてきたし、

私が死んだ後もそれは繰り返されるだろう。

それだけといえばそれだけの話。

何かに触発されて、色々と考えるのは面白い。

というお話

匿名のほうがいいのじゃないかと思ったので、初めて匿名ダイアリーを書いてみました。

読んでくれてありがとう。

  • http://anond.hatelabo.jp/20090707124923  あー、ありがとうございます。てーか、俺に対するレスじゃないとしてもね。ちょっと地味で、ブクマでホッテントリ入りしなかったとしても、すごい良...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん