http://anond.hatelabo.jp/20090622134944
「周りから浮かないように、『あんただって普通の子なんだからね』と言い聞かせ、周りの人間と同調するように育てること」っす。
天才児というのは、自分でまったく意識せず、周りから外れてしまいます。
例えば、幼稚園のカリキュラム。普通の子供は10分くらいで集中力が切れるので、通常幼稚園は10分ごとに目新しいことがくるようにプログラムを組んでいます。ところが天才児は30分、人によっては2時間でも集中力がもってしまうという幼児にしては驚異的な能力を発揮します。すると、どうなるでしょう。はい、他の子が他のことをやっている時間に、あなたの子だけ、前にやっていたことを延々とやっているのです。
おそらく、幼稚園から小学校の低学年まで、周りの子とペースが違うわが子にがっかりなさることでしょう。
本当に子供の才能を伸ばしてやりたいとお考えなら、のびのび保育で子供にカリキュラムを強制しない幼稚園を選ばれることをお薦めします。
小学校の高学年、中学、高校と進むにつれて、あなたのお子さんに周りの子が追いついてきて、あなたのお子さんはみんなと同じ行動が取れるようになるでしょう。時間が解決しますから、焦りは禁物です。
決して、子供の成長を阻害しないでください。天才児は普通の子供とはまったく違う意識で動きます。頭が良いわけですから、そのうち、周りを見回して合わせていくことも覚えていきます。焦らないでじっくり育てましょう。
そして、情緒に関しては、他の子供となんら変わらないことも覚えておいてください。天才児だって悔しさに泣き、わがままを言い、ほかの子とくだらないことで衝突します。そういう情緒の発達は決してスキップできません。1歳児は1歳児であることも忘れないでください。