的な、強迫概念みたいなものが、なぜか頭の中にある。
希望を持ちそうになることがあるんだが、なんというのか、「希望に縋るなんて弱い。そんなことではだめだ」「希望に縋って、結果それがだめだったらどうする?縋っただけダメージがでかい」「大体今の世で希望なんてもてるはずないんだから、それはなにかに騙されてるだけ。踊らされてるだけ」みたいな思想が何故か根強い。多分、ネットの影響がでかい。
自分でも「いや、行き過ぎでは?」と思いつつその強迫概念的なものが抜けずにいつも希望を持ちそうになっては自分から捨てて絶望へはしり、毎日「生きるのがいやだ」と嘆いている。
何かに縋るのが怖いのかもしれない。人でも希望でも、縋る、頼るってことは、それがいなくなったときを思うと……
それは結局僕が弱いのだ。縋ったものが、なくなったときの自分へのダメージが怖いなんていって逃げるのだから。
最近行動しようとすると「これはある意味で逃げでは?」「弱いだけ」という思考がついてまわり、結局何もできずに終わる。
本当は何もしたくないから、いい訳が浮かんでくるのか。しかし、自分の中の感覚として、それは考え難い。
本当は何かに縋りたいけど、縋っちゃいけないんだ、何にも縋ることなく、逃げることなく、恐怖を恐怖として捉えて前に進んでいく強さを持たねばならないんだ、という概念になぜか囚われているような気がする。しかし止められない。
そんな「強さ」を持つのは難しいがため、結局動けない。