2009-05-27

外国に行って外国人と会話していると、ついつい「日本人として」の意見を言ってしまうことがあるじゃない。自分政治信条とか趣味嗜好ではなく、日本国民の総意と利益代弁者であるかのように振舞ってしまう(適切に代弁できているかどうかはともかく)。

在日同性愛者、被差別部落出身者みたいな「マイノリティ」と話しているときの違和感ってこれなんだなとわかった。私はこう思う、ではなく、「マイノリティとしての私」はこう言うべきだ、というポイントから主張がなされる。常にラベルを背負って、その集団に一体化して、発言してしまう。

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