2009-04-24

良くも悪くも、時間の経過ほど恐ろしいものは無い。

ほんの数週間前に、猛烈に誰かのことを好きだと自覚して、一人で舞い上がったりなどした。

勝手妄想で、そうなればいいなという未来に舞い上がった後は、急激に現実を客観視して地の底まで落ち込んだりなどした。

そんな激しすぎる感情の振幅に私の日常は揺さ振られ、いささかの支障をきたしたりなどした。

しかしその強い感情の芽生えから時間が経つにつれ、またその間何も意中の人との関係性に何ら進展性を見出せず、少しずつその振れ幅が小さくなっていくような気がした。

舞い上がり過ぎず冷静に客観的に考えられるようになったのかもしれない。

あるいは自分の抱いた情熱そのものが冷め始めてしまっているのかもしれない。

それは、深く考えてみるととても恐ろしいことのようで、出来れば目を背けてしまいたい現象だと思った。

そもそも私はあの人の何に惚れ込んでいたのだろうか。

半年前に一度会っただけで、何を知っているというほどでもないあの人は、私にとって絶対の存在なのだろうか。

そんなことを自問するぐらいの冷静さを取り戻してしまったことに、酷く悲しみに満ちた恐怖を感じた。

  • とりあえず、飯食って風呂入って寝るんだ。 悩んで無理に答えだす必要なんか無いんだよ。 元気になれば、自分が本当に求めてるものがわかるはずさ。

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