「死刑を望む」は実質的には「（私が）殺してやりたい！」じゃなくて「（..

「死刑を望む」は実質的には「（私が）殺してやりたい！」じゃなくて「（他人に）殺してもらいたい」なんだよね。

逮捕されてしまったら、「殺す」事はなかなか容易じゃないから、殺したくても殺せないから仕方ないといえばそうなんだけど。

憎んでいる自分は、相手を殺したことで誰かの憎しみを買って殺されても本望だと思う。

でも、殺すのは自分じゃない、第三者なんだよね。

判決を出した人間も、これまた自分が殺すわけじゃない。

死刑を望み、下す人間は、自分の憎しみや悲しみのために、見ず知らずの人間に殺人をさせることになる事は背負う必要があるとは思う。

もう一つ

死刑を望んでいる人間が、本当に死刑を望んでいるとは限らない。無期懲役は、本当の無期じゃないから。

死刑を望まなければならない背景を改善しない限り、死刑を望む事を短絡的に否定はできないなぁ。

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