2009-03-11

製造業日本の強みなのか癌なのか

近頃、供給落ちすぎてワラタ。やばすぎて、オラわくわくしてきたぞ。

ここ数年で痛感したけど景気が回復しようが製造業永遠に報われない。国民/労働者幸せにできないくせに、なーにが日本の誇る産業だ。景気がマシになった頃ですら美味しい思いをすることなくキリキリ締め上げられていたのに、ちょっと悪くなっただけでゴミのように捨てられる。どうせいつもギリギリですぐに崩壊するなら、まだ、バブル期くらいはウハウハできる金融立国の方が人を幸せにできたんじゃないか。

それに、技術立国で製造業自体がどれだけ頑張ってもパイは大きくならない。お互いに首を絞め合っているだけ。結局は金融賭博が作り出す景気の付属物で、業界全体の業績は虚業のジタバタに振り回される羽根飾りでしかない。現実虚業奴隷以下だよ。

たまに、「日本技術世界一ィイイイイ。」みたいな歪んだ自尊心を満たすために応援してくるエライ人とかマスコミがいるけど、彼らのオ○ニーの為に我々が存在しているんじゃないと思うんだ。

俺も「日本を支えるのは技術だよ」とか「日本スゲー」的な無邪気な動機が無かったわけではないし、いまさら他の業界でどうこうっていう訳にもいかないけどさ、景気情勢によらず永久に従業員幸せにしない技術立国が、金融立国とくらべて何がよいのかと。平均賃金も高くないしね。アイスランド借金まみれのアメリカ人と較べて、今の我々が幸せな状況で、これから明るくなる兆しはまったく見えてこない。どうせ彼らが破綻するときには我々も血を吐くことになるのだ。で、かれらがまた何かバブルを起こしても僅かな恩恵しかもたらされない。

それに、特許で延命させているとはいえ、急速にフラット化するこの世界では、技術的な優位なんて今後1世紀すら保てない仮初めのシステム。いつまでも食っていけないよ。

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