■自由主義が息を吹き返す前に。

例えば今だって、投機屋が批判されると「投機屋がいないと流動性が失われ、『実需』が目的の財を得られない」みたいな反論が返ってくる。

そんでもって偉そうに「これが経済学の基本のキ」みたいな。

ばーか。株式だけで言ってろよ。

株式は使っても減らない。無くならない。需要者は基本的に持ちっ放し。増えることも滅多にない。だから、投機屋がいないと流動しない。まぁそうだろうさ。

でもさぁ。お前ら、自分の活動を正当化したいんなら穀物とか原油とか買ってんじゃねーよ。

穀物も原油も、最終的に消費される。無くなる。消費材。だから、というわけでもないけど、生産される。増える。だから、基本的に生産されて消費される。川上から川下へ。流れる。流動性があるのは当たり前。

投機屋なんか居なくったって、穀物・原油は回りますから。あんたらいなくても全然困りませんから。っていうかあんたらのせいで値段上がってえらく迷惑しましたから。

たぶん、あと半年もするとネット界隈では新自由主義批判という熱病に飽きた人達が考えを改める（喉元過ぎれば、とも言う）だろうから、その前に。

Permalink | 記事への反応(1) | 23:45

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