■仕事が出来ると言うこと

このテーマに関しては多くの要因が複雑に絡み合うため、正解がないかもしれない。このため、今回は人付き合いという側面から考察したい。

仕事が出来ると言われる人は一般的に以下の行動が出来る人である。

①正確に人の話を理解→適切な量にまとめ→その場の雰囲気に適した話し方で伝達

いわゆるコミュニケーション能力と呼ばれるもの。上記のように大きく３つの仕事を高いレベルで行うことが要求される。一つでも欠けていると意外と普通の人と判断されてしまう。

②何かに取り組む際にきめ細かく先読みし、事前に準備が出来る

特に営業職など外部と接触する機会の多い人に要求されるスキルである。私は出来ないので、推測の域を出ないが、おそらく頭の中でシミュレーションを短期間で集中的に行い、必要な準備を行うことが重要。その詳細なシミュレーションを面倒くさがらず行える人が仕事の出来る人という評価になる。

③駆け引きができる

社内外営業で必要なスキル。営業では絶対に必要なスキルであることは当然わかるだろう。しかし、社内でも家庭でもどこでも駆け引きは行われており、これがうまいと上手く世の中を渡っていけるようになる。

以上、どれも人と話すことが好きな人は自然と身につきそうなものばかりである。異性と数多く付き合ってきた人は特に身につけているだろう。仕事が出来る人に女好きが多いのはこのためであると思う。

簡単に身につきそうで中々身につかないものであり、誰もがコンプレックスを持ちやすい分野なので、ビジネスになりやすいが、実際はそんなに簡単に身につくわけがない。この分野を習得するには、自分を変える必要があり、苦痛と忍耐を必要とする。

人との付き合いが少しでも苦手な人にとって、仕事が出来る人になるには相応の覚悟が必要なのである。

Permalink | 記事への反応(1) | 01:17

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