2009-01-31

幸せになりたい

十代のころは死にたがるものだ、と、ある歌姫が言っていました。二十代になってもまだ死にたい親友が次々子どもを産んで遊んでくれなくなっていく。子どもたちは私を財布にしてくれってくらい本当に可愛いし、親友たちは幸せになってもらいたいし、一家の幸せ風景を見ていると満ち足りた気持ちになる。でも私の手に、その幸せは入らないことが重く辛く苦しい。人様から見れば私も、ノーギャラであってもやりたいことを続けていて幸せそうかもしれないけれど、本当は私、何よりも、離婚家庭で育った自分を打ち消すために、幸せな家庭を持ちたいんだ。エゴだとわかっているけれど、一分一秒でも早く。

欲しがっている間は恋人は得られないものだ、と、卒論まで恋愛のことをメインに書いていた同期が言っていました。自分が嫌いな人間は、人間的魅力に欠けるからもてない、と、同僚イケメンに言われました。友だちとしては多くの人が私のことを好いてくれて、いつだって周りに誰かいます。深夜突然電話をかけても、出てくれそうな人が片手で足りるくらいだけどいます。目上の人たちは何かとかわいがってくれるし、後輩たちも「しょうがねえなあ」みたいな視線で仲良くしてくれる。与えられるばっかりで申し訳ないなあと思うけれど、みんな私といるとにこにこしているからギブアンドテイクで関係が成り立っているんだと思う。ちょうどいいかどうかは知らない。

それにしたって、恋がしたい。彼女持ちとか、性欲最優先とか、そういうんじゃない人に恋がしたい。私に恋してくれたら、誰より大事にするんだけどな。

  • ぴぴっときたので。 なんかレベル的にまったく的外れかもしれないけど、 思った以上に、自分に起きることって、数が少ないと思う。 だから、それがどうなのか?なんて考えてる内に...

    • すごいぴぴっと具合だありがとう。 思った以上に、自分に起きることって、数が少ないと思う。 そうだよね。臆病になって、吟味しすぎてタイミングを逸してることが多いような気が...

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